Chinon-Ball No.3 長野→富山 210km (2015.5.23)

今年の初チノンボールは長野から富山。5時10分起床、ほぼ6時ジャスト家内に1号機リドレーとともに富山駅へ送ってもらう。源の売店でおにぎり購入時に富樫先生とばったり、建築関連の寄合で上京されるとのこと何と列車も車両も同じだった。今朝のかがやきはW7、今回は天気良く妙高連山や志賀の山並みを眺めつつ、遅れも無く43分で長野着。駅前でリドレー組み立て、御開帳の善光寺行きバス待ちの行列が強烈に長い。不要な荷物を宅配便で送り、7時50分善光寺城山公園側着、自転車を陸橋下にワイヤロックで縛り付け境内に。回向柱は正面側が大行列、右側面にはあっさりと触れさせてもらえ前立本尊様と合体。さあ富山に向けて出発。

県道399沿いは高校が多いのか登校の生徒たち多数。予定してたルートを見失い(笑)、三才からJR信越本線あらためしなの鉄道沿いを豊野へ。途中延々と続くりんご畑の中から志賀高原を眺めていると信州実感。浅野からR18へ、今回唯一の上り区間に入る。鳥居川の爽やかな渓谷と平行に高度を上げていく。途中しなの鉄道の走行音だけが聞こえてくる。最初は飯綱山、牟礼からは黒姫山さらに妙高山とのびやかな裾野の山が次々と現れ、信濃町まで上り詰める。30q地点の711でコーヒー休憩。予定から30分遅れ。柏原が今回最も標高の高い700m、道の駅しなのに寄って黒姫山と妙高の眺望を楽しむ。野尻湖畔にもちょっと寄ってから、県境の橋を気持ちよく渡り新井まで一気に下る。

R18は雪のせいで路面が悪くリドレーにして良かった。aeroadだと振動に身体が耐えられなかっただろう。下りでは新潟側から上ってくる多数のローディとすれ違う。長野側に比べ斜度は緩いが標高差は倍くらいある。ご苦労様。50q/h近い巡航のおかげで道の駅あらいまでで遅れを取り戻す。疲労感もあまり無かったので休まず高田まで県道63を行く。信号待ちで地元のローディと一緒になり止まる度に一言二言、高田城公園までの道を聞き、 城址に寄って、市内の711で給水休憩2リットル98円の水の大半を捨てるが500mlの水より安いから仕方なし、77q地点。城址大通りを北上し83q地点の食堂大宝で昼食、タレかつ丼とラーメンのセット950円、かつ丼はタレがもう少し欲しかったが、ごはんの中にもカツが隠れておりヒレ5枚となかなかのボリューム、推定1000kcalオーバー。

直江津からは昨年新潟から走った道となり、迷子になった反省を活かして海岸沿いから綺麗にR8へと入れた。しかし強くは無いものの完全な向かい風がジャブの様に効いてくる。110q地点マリンドーム能生前で予定通りに13時15分、弁天岩で休憩、自販機のジュース。糸魚川が近づくにつれ風が強くなった気がして足が回らなくなる。R8のバイパスが月末に完成と大書されている。糸魚川駅前は人気無く新幹線が通って唯一客が増えていない噂は本当の様だ、良い街なのに残念。昨年の経験を活かしデンカの港を上手く通り青海へ。R8沿いにはデイリーストアしか無く、田海の市街に入って711でアイスクリームとアイスコーヒー休憩、持ってるライト4つともギラギラ点けていざ1年ぶりの親不知子不知命不知。恐怖感は相変わらずであるが、子不知側が洞門5つトンネル1つ、親不知側が洞門7個と分かってたおかげで距離感はあったので昨年よりは楽だったか。街道の松に寄り、市振駅前15時30分、予定から15分遅れは向かい風のせいとしよう。富山県に入る。

宮崎ひすい海岸で休憩、GIANTのグレートジャーニーに大荷物詰んだ日本一周中の若者と話し込む。ギターや釣竿まで括り付けてある。昨年6月30日に福島を出発、太平洋側を時計回りにし沖縄で折り返して北に向かい、富山県には何と一週間も居るらしい。このペースだと帰着は6月30日は無理かな? 朝日町も非情の向かい風は続き、気合いで回す。黒部川にアジサシが舞っていた。生地魚の駅17時着、少々無理しているが遅れは取り戻した。湧水を汲んでいつもの道を戻る。自宅着18時29分、帰着時間は完璧に予定通りであった(笑)。今年初のオーバー200qはやはり疲れた。海沿いが追い風であればもっと楽できただろう。

★輪行活用の片道ロングライド「チノンボール」、今回はその第3回目。



本日のロガーデータ

最高速は60q/hオーバーと思ったがそうでもなかった


本日の走行 by ルートラボ、ロガーデータのまま

富樫先生とバッタリ、これは不吉それとも吉兆?

かがやき500号はW7だった

4号車最後尾窓側確保、6580円

上越妙高駅過ぎの眺望

長野駅構内も御開帳一色

写真には写っていないが左手のバス停1番乗り場は物凄い列だった

善光寺で回向柱を触らせて頂き出発

豊野のりんご畑から志賀高原遠望、信州らしい景色

浅野からR18へ、いよいよ上り

飯山にある中華料理店の様な仏壇屋さんの看板が多数あった

信濃町に上り切った

上信道が無かった時はここが休憩ポイント、この看板がランドマークだった。

道の駅しなの、黒姫山を望む

野尻湖畔

ナウマンゾウの親子

妙高山を眺めながらR18一気下り、平均50q/h

道の駅あらい、休憩予定であったが通過

地元ローディに道を訊いて高田城公園へ

直江津の大宝で、タレカツ丼とラーメンの昼食
昨年は能生でカツ丼&ラーメンだった(笑)

能生の百川海水浴場

マリンドーム近くの鶏に似ているとされる何とか岩

マリンドームが出来る前は此処にカニ屋さんが並んでた

弁天岩

早川を渡る、今年は記録的に積雪が多かったが、雪解けは昨年より進んでいる?

糸魚川のむてきやは「無敵屋」

姫川港はデンカの出荷港

親不知に突入

天険核心部

一年ぶりの砥如矢如

市振に抜け安堵の喜び、旧道に下りると街道の松が迎えてくれる

入善の麦秋

石田浜

魚津港

▼輪行時のみ(長野出発時に宅配便で自宅へ発送)
輪行袋、リアエンドガード、スプロケカバー、チェーンカバー、100均滑り止めシート2枚
ランニングシューズ、フェニックスウインドブレーカー、フランクショーターウインドブレークパンツ
宅配用袋+ガムテープ、日焼け止め、ボルダースポーツ

▼ウェア
GBオレンジ半袖+安レーパン、cwxUVアームカバー、SIグローブ
SELEVヘルメット、SHIMANOアンダー、Rudyエキノクスsx

▼携行
オルトリーブMICRO(工具パンク修理キット一式)
水550ml1本、GPSロガー

▼背中
財布電話、アミノバイタル、クリートカバー、ワイヤロック、プロテクトS1小分け

Chinon-Ball チノンボールとは?

 北陸新幹線開業後は、富山発着あるいは停車する北陸線の在来線特急「サンダーバード」「しらさぎ」「北越」「はくたか」が富山から全て消えることになる。そうなれば乗り換え無しでの遠方への輪行は困難、そうなる前に富山発の輪行&ライドを実行したく、2014.5.10の「
サンダーバード輪行+武生→富山190q」はその初回、2014.5.24の「北越輪行+新潟→富山250q」は2回目となった。そして北陸新幹線が出来てからも輪行ロングライドは続けたく今年も決行した。

 片道のロングライド、自動車でアメリカ大陸を横断するキャノンボールを例えに東京大阪間をロードバイクで24時間以内に走り切る挑戦を最近はキャノンボールと言うらしい。自分はキヤノン(カメラメーカー)があまり好きでなくニコン派なので、自分の片道ロングライドに「ニコンボール」と名付けようかと思えば、日本の走り屋(自動車)で既に命名実行されたイベントがあった様で、ならばチノンはどうだ、可愛いぞ(笑)。

 と言うことで、キャノンボールと名乗るには大袈裟過ぎる自分の行為、とは言えそれなりの気持ちで臨むロングライドなので、かつてあった愛すべきチノンカメラから名前を頂くことにした。そうだ、これを機会にリドレーにメモトロン号と名付けようかしら。

Chinon Memotron

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