見附島起点、禄剛崎⇔小木・姫 往復 102km 2020年 9月19日 3週連続の自転車車載の能登旅、今回は内浦の海岸沿い走破完了を計画、内浦外浦の境界は珠洲岬とされるが、珠洲岬は禄剛崎・金剛崎・遭崎・岩手崎全体を指すらしくウーム、国土地理院地図で地形的には遭崎のある寺家地区までが内浦かなと想像、地理院地図はGoogleマップに無い岬崎鼻などの地名が明示されてて楽しい。そして先週先々週の経験から、起点を往復路の中間点にすればコンビニや商店の少ない能登でも車にデポした食料や水で補給し易く、かつもしもの自転車トラブルにも帰還距離が短くなると考え、地図と睨めっこして見附島の公園駐車場を起点に決めた。見附島までは家から片道150qと流石に遠いので、景色つまらないけど能越道+里山海道+珠洲道路で移動した。5時過ぎに自宅出発、七尾の牛丼店で朝食、見附島公園に8時過ぎ着、出発は8時30分となった。 南西の風が強くなる予報でラストは追い風がいいだろうと、先に北側を走ることにして珠洲市街方面へ出発。綺麗なカーブを描く飯田湾は間違いなく内浦。電柱にいも菓子の看板多かったが、その泉谷さんは道沿いにあった。旧珠洲駅の道の駅すずなりはほぼ市の中心部、終点だった旧蛸島駅に謎のグッズ自販機があった。蛸島・鉢ヶ崎のR249沿いからは海が見えず、海岸は帰りに寄ることにした。雲津のパーキングは海に面しており、立山連峰が見えたなら絶景に違い無し。能登最東端の長手崎灯台は小泊簡易郵便局裏、仮に富山湾に面した範囲を内浦とするなら、ここが内浦外浦の境界でも良さそう。突然あらわれる立派な道は引砂バイパス、旧道と合流すると粟津海岸、寺家地区の海にイルカが居ついたとニュースになってた。8月末に居なくなるものの9月14日に再びやってきたそうで、居ないかと見渡したが見当たらず。能登最大のキリコが収納されてる須須神社にちょっと寄り、漁港先の遭崎で折り返すつもりだったが、ランプの宿2.5qの看板に金剛崎にも行ってみるかで、腰が心配だったがupdownをやわやわ進み、駐車場は青の洞窟や空中展望台に商売っ気感じ過ぎてサッと立ち寄り、さらにここまで来たなら禄剛崎も行っちゃうか、で結局禄剛崎灯台へ。灯台からは佐渡島が見えてラッキー、立山も見えたならどんなだったろう。園地でゆっくり景色を楽しんでから折り返した。寺家のパーキングで再度イルカ探し大休憩、浜沿いを少し歩いたがやはり見当たらず。鉢ヶ崎で海岸の散策路に入ってみるも自転車には厳しかった。蛸島市街から蛸島漁港に抜ける際に高倉彦神社境内に入り、お参りも賽銭も無しに引き返したら天罰立ちゴケ、何故か右のクリート外れず、時速0q/hだったが右肘ちょっと擦り剥いた。ディレーラハンガー少し曲がった様な気がしてこちらのほうがショック(実は何とも無かった)。蛸島漁港から前方の山に風力発電の多数の風車が見えて壮観。野々江飯田の珠洲市街は寄り道せず見附島の駐車場に戻り、大したことないけど傷の手当て、ボトルの水も補給。今回見附島を起点にして正解だった。 気を取り直して後半の部出発、すり傷もテープ貼れば痛まず。見附島のキャンプ場は朝は無人だったが車が増えテントも多数張られてた。この辺りの地名は黒丸、能登は丸の付く地名も多い。鵜島には七尾の様なデカ山の祭りがあるらしく巨大な保管庫があった。宗玄の宗玄酒造は立派で近代的な蔵に見えた。能登町に入るとすぐ恋路、宗玄〜恋路の旧のと鉄線路には神岡鉄道のガッタンゴーの様なぺダル式の乗り物があるらしい。景色良い恋路浜は遠方ナンバー多かった。飯田湾南端の赤崎から県道を離れ、なるべく海岸沿いを走る。内浦総合運動公園に下り、歩行者と自転車しか通れないキリコ橋。能登少年自然の家や日本海倶楽部のある城ケ崎もなるべく海岸沿い、こんな道はもう二度と来ないかもしれない。下ると白丸の集落。予報通りに南西の風が強くなり、五色ヶ浜は強烈な向かい風、九十九湾にもある城ヶ崎を大きな右カーブで上る、越坂(おっさか)の地名通りの坂である。坂を下れば九十九湾最深部、出来たばかりの施設イカの駅ツクモール。売店では大江山の松波酒造の女将さんが試飲&販売やってて味見したかったが我慢、純米酒は勝駒や谷泉と同じく精米度50%の突き抜けた数字に感心。レストランで看板メニューのイカ丼を食べたかったが、整理券まで出る長大な待ち行列に断念、密にならない様に座ってる客も待ち状態多く、4連休で完全にオーバーキャパシティだな。九十九湾から先週の折り返し点である小木港から、宿題にしちゃった姫の集落へ。真脇に抜け高倉漁港で補給休憩。ここまで来ると崎山半島や能登島が遠くに望める。折り返しの復路は追い風ビュンビュン、帰りは海岸沿いにこだわらず、走りやすい道を戻る。やはり最後は追い風になるルートにして正解、一気に見附島に戻った。 走行終了は15時ちょい前、駐車場は旅行客でいっぱい、キャンプ場のテントは昼よりさらに増えた。やはり4連休である。見附島の写真撮るにも人が居なくなる瞬間を待つのに随分掛かった。3週連続の能登の旅、今回は珠洲と三崎のアーチ状の美しい海岸部分が多く、それを挟むように金剛崎・禄剛崎の断崖、九十九湾へのアップダウンがあり、見応えも走り応えもあった。帰路は穴水まで珠洲道路と里山海道、スーパーで土産買って、中島の猿田彦温泉に入湯、七尾の酒屋で谷泉純米を自分の土産に買い、能越道と国道8号で19時30分過ぎに帰宅、自転車乗ってる時間と自動車運転してる時間がそう変わらず、珠洲は遠いなと。能登半島分割周回で残すは外浦の狼煙〜門前である。そして宿題は清酒大江山純米かな。 |
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▼自転車 canyon aeroad cf + dura c24 ▼ウェア PI半袖ジャージ+安レーパンR+安グローブR SELEVヘルメットMP3、Wizardアンダー 、RudyProjectRydon ▼携行 GIZAツールボトル(工具スペアチューブ2本) ペットボトル600ml1本 <これまでの能登方面でのライド・ポタ・ジョグ>…click! >HOMEに戻る|>戻る |