すず塩田村起点、禄剛崎⇔輪島港往復 100km 2020年10月3日 1週空けての4連続能登旅は外浦の禄剛崎〜輪島へ。前回までは軽く速い弐号機aeroadだったが、外浦はUpDownが多いため、重いがコンパクトクランクの初号機ridleyを車載。朝3時45分と気合の早起き出発、R8と能越道で七尾まで一気に移動、コンビニで補給食購入&すき家で朝食、里山海道と珠洲道路とK6で曽々木海岸へ。外浦は重い雲が立ち込め、予報では降水確率10%だが雨の予感…。R249を珠洲へと進み、今回のルートほぼ中間点になる道の駅すず塩田村に駐車、南西の風が次第に強くなる予報にて先に禄剛崎、後半を輪島と決めた。7時35分、家を出てからほぼ4時間、前回の見附島を超える遠さ実感しつつ出発。すぐに外浦らしい荒磯が広がり、タコのすかし漁をやってる方々が何人も、何だか楽しそう。塩田と製塩所が続くエリアまでは割合フラットで走りやすい。内陸へ向かうR249と別れ海岸沿いのK28を進めばすぐにゴジラ岩、意外と小さくミニラ岩のほうが相応しいかも。大崎と鰐崎の間は馬緤の美しい砂浜、鰐崎のUpDownから小浦出の集落と、次々と岬を巡るライドが続く、曇天だが気持ち良し能登最高である。漁港のある高屋を過ぎると本日最初のヒルクライム椿峠、絶景をゆっくり上ればMax11%の坂も楽しい。頂上からの眺めも気持良し、椿が咲く季節にも来てみたい。峠を下ればすぐに木ノ浦、ここも景勝地でキャンプ場や立派な宿泊施設がある。シャク崎を木浦隧道で潜れば折戸の浜、ちょうど町内総出の海岸清掃でゴミを燃やしていらした。県道は川浦地区を左手に見ながら上り坂となり、これを超えればやってきました狼煙、2週間前のライド到達点に到着、休憩前に前回自転車降りちゃった禄剛崎灯台の超激坂リベンジ、コンパクトクランクのおかげで何とかクリア、心拍数180はアラカンにはヤバイか。今日は前回の様な透明度無く佐渡どころか七ツ島すら見えず。金剛崎をチラ見しながら激坂下りて道の駅狼煙で補給休憩。今日の行程1/4終わったばかりだが激坂で乳酸感じこの先が少々心配。折り返して巻き戻すように来た道を戻る。南西の風はあるが大して強くならず苦にもならない。同じ道だが景色が逆だと色々気付く。交通案内看板は新しいのは珠洲市街だが古いのは飯田、高屋の漁港は岳山が天然の防波堤、平時忠が逃げ延びた浜や川、ポツンと一軒家で放送されてたスーパーなどなど。道の駅に戻り補給休憩、水と氷もボトルごと交換できて中間点に車があると便利だ。トイレから出ると雨がポツポツ、嫌な予感的中。アメダスの記録にも残らない1mm未満の雨だが濡れて乾かないレベルだと厄介である。しかしはるばるここまでやってきてライド中断はありえない。 弱い雨の中を輪島に向け後半の部の出発。中田浜を過ぎると逢坂トンネル、真浦の集落に帆立岩なる奇岩。ホテルや食堂が並ぶ場所に垂水の滝、海に直接落ちる滝とあるが親不知や柏崎あたりにはもっと大きなのいくつもあるかな…などと思ったとたんに雨粒が大きくなり天罰だー。八世乃洞門新トンネル(海蔵寺八世住職の麒山和尚が切り開いた洞門の場所に作られたトンネル)を抜けると輪島市、窓岩は夕日が窓から望めるらしい。この辺りは曽々木海岸の景色だけでなく時国家など見所多い。大川浜は朝自動車で見ながら下った町野川が作った砂浜の様だ。町野川は人工の土手や護岸工事が少ない川で相当豊かな流れに見えた。大川の集落を越えると右手に白く美しい岬その名もズバリ白崎だった。白崎を越えると三ツ子浜、輪島製塩なる店があったが珠洲の多数の製塩所に比べると随分新しい建物に思えた。御陣乗太鼓で名高い名舟海岸を過ぎると雨が上がった。標高差60mほどの坂を上り切ると白米千枚田、ポスターなどでよく見る通りの見事な棚田であるが、道路の上にも続いてるのに気付いた。稲刈りはちょっと前に完了した様でハサ木の天日干しもあった。道の駅はほぼ満車、遠方のナンバーも多かった。ここからはUpDownの繰り返しが続き脚に来ない様に冷静かつゆったり回す。ねぶた温泉なる建物を過ぎると輪島市街が見下ろせ、まだ旅は終わってないけど何となく達成感と安堵感。子どもの頃のCMが楽しかった高州園前を過ぎ、まずは輪島港へ、想像以上に大きな港で小さな漁船がぎっしりと泊まっていた。そして行ってみたかった海士町〜輪島崎あたりの街並みをポタ、独特の建物が並び何とも素晴らしい。河原田川に掛かるいろは橋から市街へ。重蔵神社の参道が朝市の通り、朝市は終了直後で後片付けの慌ただしさ。この場所、結婚前の三十数年前に家内と来て以来であるが、当時よりも観光的にブラッシュアップされ垢ぬけてた。海の駅とある広場で補給休憩後、道の駅になってる旧七尾線終点輪島駅前へ、珠洲の旧駅舎よりも立派だった。重蔵神社をR249の鳥居外から参拝し折り返しの出発。海上には雨雲があり七ツ島が見えない。何とか降らないでくれと祈りつつ、あれれ?期待してた南西の追い風が強くならんではないか。ねぶた温泉の前のバス停が「寝豚」で爆笑。千枚田の数キロ手前から道路拡幅工事、それが道の駅の駐車待ちによる交通障害を防ぐためと理解し大苦笑。千枚田から下れば名舟、御陣乗太鼓の記念碑前で撮影休憩、僅か65軒の人たちがあの素晴らしい無形文化財を守っている。美しい白崎と大川浜、曽々木海岸を過ぎれば仁江、スタート地点の道の駅に13時15分到着、道路は途中びっしょりと濡れて水飛沫巻き上げながらの走行だったが復路は降られずに済んだ。 自転車特にホイールのブレーキ面を念入りに掃除、トイレで着替えてホッとした。折角なので道の駅の展示を少々見学。帰路はどう戻るかちょっと迷ったがR249能登町回りを選択、前回の宿題、日本酒大江山を自分の土産に、家族には飯田の芋菓子と兜の味噌を購入。穴水で大きな交通事故を見掛け、安全第一だなぁと繰り返し慎重に運転。和倉温泉総湯で汗を流し、能越道とR8をひた走り、19時30分過ぎに帰宅。真っ暗なうちに出発して真っ暗になってからの帰宅、前回同様自転車よりも車の運転に疲弊。能登半島分割周回、残すは輪島市街〜門前総持寺間のみである。今年のうちに完了できるかは不明、でも今年無理でも必ずヤルゾ〜…と思うが何せ運転がダヤクて疲れるのが問題。4連続で1日外に居ると秋が深まりどんどん日が短くなるのを実感、走行時間も制約されてくるし…そろそろ嫌いな長袖も必要か。秋と言えばセイタカアワダチソウが黄色くなり始めた。セミもミンミンゼミの声1回聞いただけ、声と言えば百舌鳥が多かった。鳥は能登外浦はミサゴしょっちゅう飛んでて全然珍しい鳥じゃない。和倉でハヤブサ見たけどもしかして加賀屋とかの高層ホテル住まいのハヤブサだったりして。 |
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▼自転車 ridley orion + キシエリ ▼ウェア PI半袖ジャージ+安レーパンR+安グローブR SELEVヘルメットMP3、shimanoアンダー 、RudyProjectRydon ▼携行 GIZAツールボトル(工具スペアチューブ2本) ペットボトル600ml1本 <これまでの能登方面でのライド・ポタ・ジョグ>…click! >HOMEに戻る|>戻る |