門前黒島起点〜皆月〜大沢〜輪島周回 70km 2020年10月31日 ロードバイク4週間も休んだが5連続の能登旅、門前〜輪島周回。朝4時30分起床、5時10分出発、西の空低く沈み行く月が見え多分帰りは上るのを見られそう。R8→R415で羽咋へ、氷見の山間は所々濃霧、夜が明け切ると抜ける様な青空、そこそこ大きなイノシシのロードキル、あんなのに当たると車も修理必要だろう。石川県に入り羽咋市街は寄らず農道で志賀へ、邑知潟上空にハクチョウ、外気温計は3〜5℃となかなか上がらず。機具岩で写真撮りに車を下りたが自転車にはあまりに寒く出発時間を遅らせるためK36経由で遠回り。西海あたりで洋上に遙か白山が見えた。門前黒島近くの道下サンセットパークに駐車、今日はここが起点。トイレを済まし自転車組み立て、8時40分出発。 1qほど走ってサイコンにケイデンスが表示されないことに気付き、センサーの電池交換。今日のトラブルはこの程度で済む様に総持寺祖院に心で参拝、市道まがき線を北上、山中は日が届かない気がしてウインドブレーカー羽織る。想定以上に立派な道で上りも5%くらいで楽、素麺や麦や節で知られるおさよの名を付けたおさよトンネルを抜ければあっという間に皆月湾到着、この辺りの七浦はななうらでなく「しつら」と発音するらしい。間垣は大沢地区と異なり細い上部はカットされている。五十洲(いぎす)の集落を越え西に少し走り、猿山岬・灯台と吉浦の集落を見渡せるポイントへ、眼下の荒岩もなかなかの絶景、写真撮って引き返し、寄り道パーキング七浦でトイレ休憩、下りで冷えた。北側は皆月青少年旅行村に行ってみたかったが工事中で断念、K266を東へ、今回このヒルクライムが最もきつかった。薄野あたりの標高260m地点まで10%くらいの斜度が続いた。ピークを過ぎると一気下り、ウインドブレーカー再着用この季節はウェア選択も難しい。K38を左折し大沢方面へとさらに下る。男女滝で写真数枚。ほとんどペダルを踏むことなく上大沢の集落に到着、寄り道パーキングで補給休憩。かなり乳酸溜まった体感、4週間で筋肉鈍ったな。 おにぎり一個食べて再出発。急斜だが標高は50m程度の短いヒルクライムを終え絶景を下ると、間垣の美しい大沢の集落、NHKまれの舞台であるが、ここに住んで珠洲の塩田で労働と距離無視の無茶苦茶な設定だった。知らない人のサイクリングblogをいくつか読んで大沢からゾウゾウ鼻までのヒルクライムがかなりつらそうだったが、皆月からのK266のほうがシンドかった。とは言えここまでの疲労で十分ヘロヘロ。廃校だがまだ新しい様に見えた西保小学校が見えれば坂はほぼ終了、高台を進みケヤキのトンネルを抜ければゾウゾウ鼻。見晴台に上がって真下の断崖、走ってきた海岸線を見下ろす。透明度が高い日は佐渡も見えると看板にあった。ここまでが本日のメインディッシュ。一気に駆け下りてデザートに袖ヶ浜&鴨ヶ浦。4週前に折り返した検潮場に到着、これで能登半島の分割周回達成、前回撮り忘れた輪島駅の駅名標撮ってR249で門前へ、あとは無事安全に帰ることに集中。漆芸美術館から1kmも走れば郊外、鳳至川と黒川沿いをだらだらと上って中屋トンネルを潜れば、今度は浦上川と八ケ川沿いを下るだけ、一気に門前へ。総持寺祖院にお礼参りし、折角なので黒島の街並みぶらり。光る海を見ながら道下サンセットパーク帰着。 自転車を掃除&チェーンにオイル挿して車載。4週前と違って汗もそう掻かず寒いくらい。今日は立山連峰もきれいで景色的には内浦のほうが素敵だったかもしれないと帰路は穴水経由、七尾北湾から能登島越しに北アルプスが見え…やはりであった。折角なので以前から目を付けてた「潮騒の道」なる散歩道で自転車2次会、内浦港まで往復4qほどのポタリング。今日みたいな日は宇出津や飯田から富山湾を見られたら最高だったろうなぁ。道沿いにスダジイの木が多く、数えきれないほど大量の椎の実が落ちていた。猿田彦温泉で汗を流し、フィッシャーマンズワーフで家への土産、西田酒店で自分に能登周回コンプリート記念に白菊純米1本、おかみさんからリアルゴールドのおまけ頂く。能越道で富山へ、今日出発時に沈んでいった月が最も小さい満月ブルームーンとなって上ってきた。月明かりに立山連峰が浮かび富山湾も光る。一日中素晴らしい景色に恵まれた。 分割能登周回を完了、そのほとんどがこの9月からである。1日で一気に400q一周を走る強者の記録も多数あるし、腰痛前の自分なら2日で走り切れたろうが、分割してゆっくり走ることで景色を楽しみ写真も撮れるし、往復あるいは周回で同じ場所を2度違う方向から観ることもできた。断崖続く外浦は荒々しい興奮を感じ、富山湾と立山望む内浦はクリアかつ穏やかな高揚感で走れた。能登は過疎が心配されるが、逆に商業的には大資本の進出が進まず、個人商店や企業が多く、家並みも昭和のままの様な風景で心底癒される。ツバメがまだ飛ぶ残暑の9月初旬から始めた連続の能登旅、延べ5回で来る度に秋が深まり日が短くなった。今日はハクチョウに会え、海岸線ではジョウビタキの声を沢山聞いた。すべての海岸線をまた走りに行きたいが、前回以外はセミコンパクト52-36の弐号機aeroadに乗ったが、能登はコンパクトクランクが適、初号機をしっかりメンテナンスしてまた能登を走りたい。 ▼門前黒島へ移動 |
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▼ロードバイクで出発 |
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▼穴水経由の帰路 |
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▼自転車 canyon aeroad cf + dura c24 ▼ウェア PI半袖ジャージ+CW-X長袖シャツ+安レーパンR+CW-Xウォームタイツ+安グローブR、モンベルウインドブレーカー SELEVヘルメットMP3、shimanoアンダー 、RudyProjectRydon ▼携行 GIZAツールボトル(工具スペアチューブ2本) ペットボトル600ml1本 <これまでの能登方面でのライド・ポタ・ジョグ>…click! >HOMEに戻る|>戻る |